任期初めの一般質問は以下の6つの項目を取り上げました。
子ども子育て分野と、高齢者福祉分野におけるコロナ禍の振り返りと、それらを踏まえた今後の市の取 り組みについて
保健センターの大規模改修に伴う、これからの子育て世代包括支援センターについて
不登校、LDの児童生徒への支援を一層進めていくことについて
武蔵野らしいこれからの地域包括ケア及び認知症について
武蔵野市福祉公社等について
今後立て続けに整備されていく小・中学校の改修改築と、災害時の避難計画について
今回は最後の、 今後立て続けに整備されていく小・中学校の改修改築と、災害時の避難計画についてについてまとめます。
これは、当選後に気づいて質問した時点で避難計画が無かったことに気づいたため、質問しました。
今後立て続けに整備されていく小・中学校の改修・改築と災害時の避難計画について伺います。
令和2年、武蔵野市学校施設整備基本方針が報告されました。
本市の市立小・中学校施設の多くは昭和30年から50年に建築され、最も古い学校施設は、2020年に築60年となったため、順次改築・改修が必要となっております。
今後、約20年をかけて、学校教育の在り方も含めて、多角的・計画的に検討されて行っていくわけでありますが、それに伴う防災対策の目線がすっぽりと抜け落ちているのではないかと感じました。
例えば、大規模災害発災時、改修・改築に当たっている学校の学区の市民が、本来避難しようとしていた学校に入れないなどの防災計画等の様々な変更が生じることが予想されます。
十分なスペース確保や、各種対策、そして何よりも市民への十分な周知などが必要であると考えますが、市のお考えと今後の対策について伺います。
学校改築に伴い、一時的に校舎や体育館などが避難所として使用できない期間が生じるため、それまでに、市、学校、避難所運営組織などを中心に、その間の避難場所をどうするか検討する必要がございます。
第五小学校については令和7年度から、井之頭小学校については令和8年度から該当してくる予定のため、それまでに関係者と連携をし、対応をしてまいります。
<再質問>
各校の改築・改修と避難計画については、私が先月ぐらいに質問したときに、まだ出ていなかった、どうするかこれからですという話でした。
だけれども、もう一中は始まっているし、いつ大規模災害が起こるか分からない状況の中で、例えば親と子が一時避難の場所に行くのか、広域のところに行くのかというのは事前に約束していることでもありますので、きちんと計画を立てて周知していっていただきたいと思いますので、早急に始めていただきたいと思っていますが、いかがですか。
まず前提として、コロナ禍における避難の在り方というのは、この間一定整理をしております。というのも、御自宅が安全であれば、倒壊のおそれ等がなければ、避難所に避難をするのではなく、コロナ禍においては在宅避難というのを推奨しておりますので、そこも前提としてお考えをいただきたいと思います。
その上で、今改築を行っております第一中学校と第五中学校につきましては、仮設校舎と既存の体育館が使用できますので、避難所運営に大きな影響はございません。仮設校舎と既存体育館が避難所というふうになっております。
今後、令和7年度から令和9年度末頃までに第五小学校、令和8年度から令和10年度末頃までに井之頭小学校の避難所に当たる校舎・体育館が使えなくなりますので、令和6年度中には避難所機能の整理及び周知が必要というふうに考えており、そのために、先ほどもお答えをしましたように、関係者と連携をした対応を進めてまいりたいと思っております。