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3月16日に行われた予算審議です。
総務費質疑 1:39:18頃から
です。
<総務費 質疑 まとめ>
注意・・・子どもに関する予算において、幼稚園関係は総務費・保育園関係は民生費になります。
*事前に資料請求として、
「病児・病後児保育の実績」
「保育園・幼稚園における障害のある子どもの受け入れ人数」、
「幼稚園における預かり保育の利用実績」を請求させていただきました。
出ていなかった数字を出していただくことで、そこから新たに見えてくる課題があります。
そこで、障害のある子ども(111人)が幼稚園に通っていることがわかりました。
つまり、加配等での支援策の拡充をより多くしていかなければなりません。
今回の予算で、1施設につき人数が11名に増えた場合の加配拡充が新たに計上されたことは
喜ばしいことと感じますが、今後より一層の支援の拡充も検討したいです。
まず、幼稚園での預かり保育を待機児対策と位置付けることにおいて
武蔵野市では第5期長期計画の調整計画においても、
幼稚園での預かり保育(14時から17時ころまで時間外で園児を預かること)を
待機児対策として期待する、としています。
保育施設を利用している方々は、0〜2歳まで小規模保育室などを利用して
3歳になると入れるところが無くなってしまうという「3歳の壁」があります。
そこで3歳になったら幼稚園に通い、預かり保育を利用しながらお母さんが働けるようにするのはどうか、
というものですが、現在2つの問題点があると考えています。
ひとつは、利用料金の差です。
子ども・子育て新制度によって新しくできた
認定こども園(保育と教育を一体的に行う施設。幼稚園部門と保育園部門がある)は
市内には境に1園しかありません。
私立幼稚園は園と保護者の負担が比較的大きいので、
預かり保育を週5回3時間利用したとして、こども園とある幼稚園でのかかる利用料の差は
1ヶ月20000円にもなってしまいます。(1年で24万円!)
だからといって吉祥寺など市内東部に住む方が
毎日境まで市内を端から端に横断するのも現実的ではありません。
この状態では働くお母さんにますますの負担になってしまいます。
「待機児対策として幼稚園の預かり保育を」とするならば
松戸市や、我孫子市、厚木市、横浜市がしている「預かり保育料一部助成」等を
検討し、利用者の負担軽減策に取り組むよう、提案させていただきました。
今回、新たな予算計上で、幼稚園における預かり保育の支援の拡充が
試験的に2園でされることとなり、(長期休暇に対応できる園)期待しています。
ますますの支援の底上げを要望しています。
ふたつめは既存の園児で利用者の数の多さの把握です。
資料請求により、昨年度実績として38000人の預かり保育利用がありました。
このうち、3歳の壁でやむなく幼稚園に転園された方の利用はどれくらいかと質問したところ
「一定程度」とのことでしたが、すでに預かり保育の利用者は多いことがわかります。
このニーズも把握しないままに「待機児対策」として位置付けるのは
のちのち問題が出てきてしまうのではないかと考えています。
あとは、マイナンバーを利用したコンビニ証明書交付について反対の立場で
「コンビニ交付に取り組んでいる自治体としていない自治体」の数を
質問しました。(取り組む500:取り組んでいない1300自治体とのこと)
マイナンバーについては市民の方の間でも情報漏洩等のリスクへの心配や懸念が多いですし、
韓国やアメリカを見てみると、あくまで自治体は慎重な姿勢でリスク管理を徹底する必要があります。
あとは子どもを守る家についての質問をしました。
以上です♫