2023年9月議会での一般質問は、
『子育てと介護等の視点からの防災対策と、武蔵野市が誇る学校給食について』を
テーマに質問しました。
今回はこのうちの、❸在住外国人の防災対策について
の議事録をまとめます。
一括質問をしていますが、わかりにくいので一問一答式で記述します。
在住外国人や、主に日本語以外の言語を使う方々への災害時の情報提供について、現況と課題を伺います。
発災時における対応について、現況としては、市ホームページやSNSによる
情報発信を行うことになりますが、多言語による発信は難しいため、やさしい日本語に
よる発信を心がけ、各種翻訳アプリなどを活用していただくことで情報を
届けることができると考えています。
また、外国人市民が避難所に避難することも考えられるため、多言語表記されたコミュニケーションボードの作成など、情報伝達や意思の確認ができるよう環境を
整備していきたいと考えております。
在住外国人の方、日本語を母国語としない方は結構増えてきていて、
MIA(武蔵野市国際交流協会)の方々の頑張りというのはすばらしいものがある
と思っています。
先日も頂いたのですけれども、こういった多言語での避難の説明のものとかも
作っていただいているのです。
https://mia.gr.jp/foreigner/disasterprevention
こういったものを転入してくるときにお渡ししたらどうですかというふうに思います。
今、黄色いペラ1枚の紙が転入時に配られていると思うのですけれども、
在住外国人の方もなかなかMIAに通われる時間がなく、働き詰めだったりとか
していますので、まず最初に、こういうものがあるのだというふうにお伝えいただく
ことが大事かなと。
その後につながっていただくことが大事かなと思っていますので、
せっかく作っているのだったら、転入時が一番最初のファーストコンタクトに
なりますので、お渡ししたらどうですかと思っていますので、前向きに検討
していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
在住外国人や、主に日本語以外の言語を使う方への災害時の情報提供についての
御提案でございます。
現在、本市では、転入時に東京消防庁が作成した英語版の防災啓発用チラシ及び
市からの広報等に関する易しい日本語と英語を併記したチラシをお渡ししています。
加えて、国際交流協会、MIAについて知っていただきたいというふうに考えますので、こちらはMIAそのものに関する広報用チラシを今年の4月から、日本人、外国人を
問わず、全ての転入者にお渡しをしております。
御紹介いただいた、小さな個別言語などのMIA作成のチラシについては、
なかなか全員にそのチラシを配ることは難しくございますので、
まずはMIAそのものの存在を知っていただいた後に、MIAに関わっていただいて、
お手元に備えていただけるように取り組みたいと思います。
動画はこちらから。