一般質問議事録❹介護の視点からの防災対策について

一般質問議事録❹介護の視点からの防災対策について

2023年9月議会での一般質問は、

『子育てと介護等の視点からの防災対策と、武蔵野市が誇る学校給食について』を

テーマに質問しました。

今回はこのうちの、❹介護の視点からの防災対策について

の議事録をまとめます。

一括質問をしていますが、わかりにくいので一問一答式で記述します。

笹岡ゆうこ
笹岡ゆうこ

③武蔵野市地域防災計画の要配慮者トリアージフローチャート図によると、
福祉避難室おもいやりルームの該当者は、体育館で集団生活ができるかどうかや、
高齢者、子連れ、妊産婦、子どものみ、障害者、外国人などと想定
されています。

おもいやりルームは、音楽室や多目的ルームなど、そして近隣のコミュニティセンターの和室などに設置するとありますが、該当する方々は多く、おもいやりルームが不足することが考えられないか、市のお考えを伺います。

松下市長
松下市長

要配慮者トリアージは、それぞれの避難所の状況に応じて、関係者が連携しながら実施する必要があります。
おもいやりルームに関わらず、避難所のキャパシティには限りがあります

地域防災計画でも基本方針として、避難所ではなく自宅で生活を継続する仕組みを推進するとしており、
引き続き市民に周知啓発をしていきたいと考えています。

笹岡ゆうこ
笹岡ゆうこ

⑧同意、未同意を含め、避難行動要支援者の人数を伺います。また、名簿の更新の頻度を伺います。

松下市長
松下市長

本市では、災害対策基本法に定める避難行動要支援者について、
大規模災害発生時において、避難支援等関係者への事前の情報提供への
同意、未同意を含め、令和5年2月14日現在で合計2,911名を名簿に登録しています。

名簿の更新の頻度については、同意ありの災害時要援護者の名簿は2か月に1回の頻度で更新し、
発災時に名簿登録者の安否確認をする地域社協の代表者に名簿を渡して、
共有をしています。
また、未同意の避難行動要支援者の名簿は、年に1回、毎年2月頃に、要件に該当する市民を抽出し、名簿を更新しています。

笹岡ゆうこ
笹岡ゆうこ

<再質問・要望>
⑧の名簿の更新の頻度は2か月に1回ということで、非常に頻繁だなという印象を受けました。これはすごくありがたいことだと思っています。
まさかのときに一番困る方々を何とか皆さんの手でうまくコーディネートして、
安全なところに誘導していただきたいと思っています。

笹岡ゆうこ
笹岡ゆうこ

⑨高齢者の方々から、特に災害時の市からの情報を把握しづらいという声を伺っています。市の課題と対策について伺います。

松下市長
松下市長

例えば、現在は、大雨、洪水、大雪の各警報が発令された際や、震度5弱以上の揺れ、
緊急地震速報を防災行政無線から流し、それと連動するSNSに発信をしています。

しかしながら、インターネット等のデジタル機器は高齢者等には利用しにくい面があり、
東日本大震災では株式会社エフエムむさしのによるラジオ放送が緊急情報の提供として
有効であったことや、掲示板などの有効性も再確認されました。
引き続き、多角・複合的な情報提供手段の確保に努めてまいりたいと考えます。

笹岡ゆうこ
笹岡ゆうこ

⑩急激な環境の変化による、避難所での高齢者の持病の悪化などが心配されています。避難所の変更や輸送、医療体制など、現在の対策と課題について伺います。

松下市長
松下市長

一般の避難所や、おもいやりルームでの生活が困難で、
特別の配慮やケアを必要とする方については、福祉避難所への移送が想定されています。

輸送手段については、福祉車両や緊急車両の手配も含め、
要援護者の状態に配慮した適切な移送手段を確保できるよう努めていきます。

発災直後から超急性期については、災害拠点病院等において医療処置を実施し、
急性期から中長期については、避難所救護所において巡回診療や健康相談を実施すること
になっています。
また、市内診療所が順次再開していくことが想定されるため、
かかりつけ医療機関で医療処置を実施することにもなっております。

<再質問>
高齢者のところを伺いたいと思います。⑨と⑩のことで伺いたいのですけれども、
おっしゃるとおり、高齢者の部門に関しては割と防災計画でもシミュレーションとか
いろいろな仕組みづくりがされていると思うのですけれども、
先日の市報にも在宅避難というのが大々的に出ているわけです。

(市報2023.9.1号)

各自治体がこの方向性でおりますし、マネジメントとしては妥当かなと思っているのですけれども、
足りない部分があると思っています。

何かというと、情報や物資は避難所で取れるということを伝えるべきではないかと思っています。
この市報の反応というと、これは避難所に行ってはいけないということかしらとかという声が届いているのです。
どうしたらいいのかしらという声が届いています。

それで、杉並区を見てみますと、「震災救援所という名前なのですが、
震災救援所で在宅避難登録の受付をすることで、自宅で生活しながら、震災救援所で物資を受け取れます。
震災救援所はみんなの家であり、救護、運営など、在宅避難者も協力しよう」というメッセージを出しているのです。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/kyukyu/sonae/1068476.html

私は、この在宅避難ということを出されるのであればそこまで必要ではないかと思うのですけれども、いかがですか。
市報の在宅避難のQRコードから防災ブックに飛んでみましたが、家の準備の話だけで、そこから先が書いていなかったのです。
https://www.city.musashino.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/005/949/bousai_hd05.pdf


⑨と⑩でも申し上げましたとおり、特に高齢の方々、ただでさえ情報を市報とかでのみ取っている方は、真面目に家で孤立する可能性があると思っています。

そして、容体の悪化も考えられます。在宅でも起こり得ると思っています。

市報の3つのチェックシート、家が壊れていないし、近隣で火災がないし、備蓄も少しだけある。
でも、具合が悪くなってきて、どうしたらいいのかしらというふうにならないように、
このメッセージの出し方についてはもっと工夫ができるのではないかと思いますが、
お考えを伺いたいと思います。

松下市長
松下市長

高齢者の方、また、市が取り組む在宅避難についての課題についてでございますが、
そもそもコロナ禍で在宅避難というものの重要性を市としても認識して、
いざ地震が来たり災害が起きたときには、それまでは在宅避難という考えは持たずに、
災害が起きたときの避難所という形で防災訓練等を行ってきましたので、
市民の皆様の中には、何かあったら御自身の近くの避難所に避難するということを、
この間、取り組んできました。

コロナ禍で、避難所に関しては、やはり御自宅が安心な場合は自宅で避難をする
在宅避難ということを進めていく必要があるとの考えの下
で、この間、御理解を求め、
また、広報等を行ってきておりますが、御指摘いただいたように、在宅避難をした際の情報収集の在り方ですとか様々なつながり方については、今後検討した上で取り組んでいきたいと考えております。

動画はこちら

武蔵野市議会インターネット議会中継
musashino-city.stream.jfit.co.jp