お久しぶりです。
2019年、2期目の出馬をせずに夫の海外赴任に帯同し、
結局3年間ブラジルに駐在しました。
海外から日本を俯瞰して見ることができ、
いいところも、悪いところも、気付く事ができました。
同時に、大好きな地元武蔵野への想いも強まりました。
(卒論を「吉祥寺の社会学〜トカイナカの未来〜」にするくらい、大好きなまちです)
武蔵野を飛び出て、海外に暮らすという、
言語も人種も完全なマイノリティになったのは初めてで、
大変なこともありましたが、少し視野が広がったように思います。
不慣れな海外で家族と力を合わせて過ごす時間もかけがえのないもので、
振り返ると、全てがわたしにとって必要な経験だったと感じます。
現地からは、山田正彦先生の「日本のタネと、食の安全を守る取り組み」を応援したり、
現職の時から参加し勉強していた、保坂のぶと政治スクールをオンラインで
受講したり、法学の勉強を始めたりしました。
37歳の今、ライフステージもあがり、親の介護も始まって
ダブルケアの初心者となりました。
学生時代に実家で暮らしていた、要介護度5のパーキンソン病の祖父の
存在のおかげで介護を少し身近に感じていましたが、
いざ子育てと介護のダブルケア当事者になると違ったものがありました。
子育ても、介護も、関わってくださる方々の顔が見え、
それぞれの想いや現場の奮闘も身をもって知ることができ、
新たな景色が少しずつ見えるようになりました。
子どもから、働く世代、そして高齢者まで、
誰もが安全に、安心して、その人らしく暮らせるまちをつくりたい。
我々大人は、子どもたち世代に社会を受け渡す、いわばつなぎ役です。
共に生き、より良い武蔵野をつないでいくために、
希望を持って努力を重ねることが大切だと考えています。