今日は第四中学校の学校公開と講演会。
講演会は、交通事故で6歳のお嬢さまを亡くされたお父さまによる、
「いのちの大切さを学ぶ教室」というお話でした。
品川区で、青信号を渡っていたにも関わらず、
曲がってきたダンプカーに轢かれ即死状態だったという
痛ましい事故です。
「朝、行ってきますと出て行く時に見た顔の面影もなく、
握った手の感触で娘と確認した。
いつもおさんぽで繋ぐ手と同じだった。」
という言葉に、涙がこみ上げてきました。
日本ではまだ4%だという、歩車分離信号の普及の重要性。
警視庁では「アイコンタクト運動」として、
子どもたちに運転者が自分を把握しているか
確認するよう促していますが、
息子たちの年を考えると厳しいなと思いました。
事故によって急に分断された命。
本人の人生ももちろん、周りの方々の人生をも一変させてしまいます。
被害者にも加害者にもならないために
大人の責任として交通弱者を守る義務を改めて考えました。
*都議会 警察・消防委員会でもこの事故が話題に。