第3回定例会 総務委員会がありました<マイナンバー利用拡大に関する条例改正についての質疑>

第3回定例会 総務委員会がありました<マイナンバー利用拡大に関する条例改正についての質疑>

笹岡ゆうこ
笹岡ゆうこ

立憲ミネ無の笹岡ゆうこです。初めての質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
今回の条例改正はマイナンバーを利用することができる事務の追加について、つまりマイナンバーの利用拡大について、です。

マイナンバーは国の施策として実施しているものですが、利便性向上や行政効率化などという利点の一方、紐付け誤りなどの重大なミスや、個人のプライバシー、自己決定権への懸念があるなど、しばしば問題提起されています。そこで、個人情報保護の観点から伺います。
今回の条例改正によるマイナンバーの利用拡大にあたり、都はどのような手続きを経て、個人情報の保護を担保しているのか伺います。

デジタルサービス局
デジタルサービス局

マイナンバーを含む個人情報、いわゆる特定個人情報の利用に当たり、都は、国の法令に基づき、あらかじめプライバシー等の権利利益に与える影響を予測した上で、リスクを分析し、対策などを講じています。
個人情報保護制度の所管部署において、これらの整合性・妥当性などについて評価を実施するとともに、第三者点検を受けています。
こうした手続きを経て、評価書を国の個人情報保護委員会に提出し、承認を得ることで個人情報の保護を図っています。

笹岡ゆうこ
笹岡ゆうこ

ご答弁ありがとうございます。特定個人情報の漏洩防止策と、情報漏洩事故発生時の対応について伺います。

デジタルサービス局
デジタルサービス局

マイナンバーを取り扱う事務においては、外部のネットワークとの通信を分離し、情報を厳格に管理しています。業務端末からの情報持ち出しを制限する設定や、端末へのアクセス時に多要素認証を導入するなど、情報保護のための対策を講じています。
万が一、情報漏洩等の事故が発生した際には、東京都CSIRTに速やかに報告し、その指示のもとで、各局と連携し、被害の拡大防止を図ってまいります。

笹岡ゆうこ
笹岡ゆうこ

ありがとうございます。それでは、マイナンバー利用を望まない方が、不利益を受けることなく、今までどおりの書類の申請ができるかどうか伺います。

デジタルサービス局
デジタルサービス局

マイナンバーの利用を望まない場合には、これまでと同じ方法で手続きを行うことが可能です。