子どもの交通事故被害について考える

2016-04-23

今日は第四中学校の学校公開と講演会。

(校門の花壇のおはな)
IMG_9651

講演会は、交通事故で6歳のお嬢さまを亡くされたお父さまによる、

「いのちの大切さを学ぶ教室」というお話でした。

品川区で、青信号を渡っていたにも関わらず、

曲がってきたダンプカーに轢かれ即死状態だったという

痛ましい事故です。

「朝、行ってきますと出て行く時に見た顔の面影もなく、

握った手の感触で娘と確認した。

いつもおさんぽで繋ぐ手と同じだった。」

という言葉に、涙がこみ上げてきました。

日本ではまだ4%だという、歩車分離信号の普及の重要性。

警視庁では「アイコンタクト運動」として、

子どもたちに運転者が自分を把握しているか

確認するよう促していますが、

息子たちの年を考えると厳しいなと思いました。

アイコンタクト

事故によって急に分断された命。

本人の人生ももちろん、周りの方々の人生をも一変させてしまいます。

被害者にも加害者にもならないために

大人の責任として交通弱者を守る義務を改めて考えました。

*都議会 警察・消防委員会でもこの事故が話題に。

東京都議会 警察・消防委員会

都議会 分離信号

構成率

交通安全白書 平成27年度

道路交通安全施策 新法施行制定趣旨 及び適用状況