一般質問の議事録③ 不登校、家庭と子どもの支援員、学習機会の拡充の支援を一層進めていくことについて

一般質問の議事録③ 不登校、家庭と子どもの支援員、学習機会の拡充の支援を一層進めていくことについて

2023-07-04

任期初めの一般質問は以下の6つの項目を取り上げました。

子ども子育て分野と、高齢者福祉分野におけるコロナ禍の振り返りと、それらを踏まえた今後の市の取 り組みについて

保健センターの大規模改修に伴う、これからの子育て世代包括支援センターについて

不登校、LDの児童生徒への支援を一層進めていくことについて

武蔵野らしいこれからの地域包括ケア及び認知症について

武蔵野市福祉公社等について

今後立て続けに整備されていく小・中学校の改修改築と、災害時の避難計画について

今回はそのうちの③の不登校、家庭と子どもの支援員、学習機会の拡充を一層進めていくことについての議事録です。

質問-1 不登校、家庭と子どもの支援員、学習機会の拡充などの支援を一層進めていくことについて

笹岡ゆうこ
笹岡ゆうこ

不登校の児童生徒の数の推移を伺います。

家庭と子どもの支援員について、今後も市内に一層の展開を期待いたしますが、市のお考えを伺います。

・市のチャレンジルームやクレスコーレ、スクールソーシャルワーカーなどの取組を評価いたしております。
今後も児童生徒の学習機会が失われないような機会提供の工夫と多様化に取り組むべきだと考えますが、市のお考えを伺います。
また、チャレンジルームまで通うところまで行けない児童生徒について、日々プレッシャーを感じ過ぎることのないように、オンラインで緩くつながるなどを提案いたしますが、市のお考えを伺います。

子育て世代包括支援センターにおける今後の取組についても、市のお考えを伺います。

竹内教育長
竹内教育長

・全国の小・中学校で令和3年度に不登校だった児童生徒は24万4,940人で、過去最多と報道されました。
武蔵野市においても同様に、年々増加しております。
令和3年度の不登校児童生徒数は、小学校が68人、中学校が119人で、合計187人となりました。

平成29年に100人を超え、それ以降、平成30年度が105人、令和元年度が135人、令和2年度が150人と年々増加傾向にあります。

・次に、家庭と子どもの支援員についてですが、各小・中学校に配置をして、教職員の指導の下、不登校までには至らないけれども登校渋りなどのある児童生徒への家庭訪問による登校支援や、登校しても教室に入れない児童生徒の保健室などの別室での話し相手や教室での見守り、授業参加への支援などを行っております

令和4年度からは、それまでの利用時間が限られていた家庭と子どもの支援員が学校に常駐できるように、常駐型の家庭と子どもの支援員を3校に配置し、不登校傾向の児童生徒が学校内で安心して過ごせるように、別室支援などを行いました。

令和5年度は、この常駐型の家庭と子どもの支援員を拡充し、8校での実施を計画しています。
常駐型の家庭と子どもの支援員の活動の成果を検証するとともに、配置校の拡充を検討し、登校渋りや教室に入りにくい児童生徒が学校内で安心して過ごすことのできる場をつくり、不登校傾向の早い段階から状況を把握し、対応できる環境を整備してまいります

松下市長
松下市長

子育て世代包括支援センターと児童発達支援センター、教育支援センターは、定期的に連携会議を行っており、お互いの取組、相談支援の考え方、役割等について相互理解を深め、連携した取組を進めており、不登校支援も大事なテーマと考えています。

今後も、妊娠期から18歳までの家庭への支援について、教育委員会も含めて連携を深めていきたいと考えます。

笹岡ゆうこ
笹岡ゆうこ

<再質問>
家庭と子どもの支援員について伺いたいと思います。
私はこれを見学に行かせていただきました。
とても子どもの権利を実現している場所なのではないかというふうな感想を持ちました。

行き渋りとか、居場所を感じにくい子たちを、この現場の先生の手腕にかかっているわけですけれども、努力と工夫によって信頼感でつながっている、とても大事な場所だと思っています。

そして、これが学校の外ではなく中にあるということがとても大切であり、意義があることだと思っておりますので、ここについて、やはり人材確保の課題があるとも思います。

高いレベルが求められる場であると思いますので、その人材確保と、その人材の持続可能な働き方、こういったことをこれから考えていただきたいと思いますが、お考えを伺いたいと思います。

この家庭と子どもの支援員についての導入時の課題意識とか理念とかに敬意を込めまして、今思うのは、現場の頑張りを支援していただきたいと思いますし、これをいろいろなところに広げていっていただきたいと思っておりますが、お考えを伺いたいと思います。

チャレンジルームとかに来られない子どもたちは結構いると思うのです。
クレスコーレに行きました
そこの先生のお話を聞いたら、やはり電車に乗って来られないとか、近くまで来られないとか、いろいろな課題がある中で、そのクレスコーレの先生方が、安心して近くまで行ってくださる、そんな現場の頑張りも聞いています。私は感銘を受けました。
だけれども、いろいろな選択肢があってほしいなと思っています。

子どもがどれがヒットするか分からない、どれが安心するか分からないので、このンラインに関しては、この仕組みをつくる我々大人側が苦手なのではないかなと思っています
子どもは意外に結構なじみが早い。
ですので、そこに対してより進めていっていただきたいと思います。

そして、そこの例えばグーグル・クラスルームでもいいですけれども、ブラジルでも長期休みのときに、リアルの授業はそのまま進みながらも、長期休みになっている子たちを集めてのオンラインのものがあって、そこは専門の先生がついていてやっていました
意外にできるものだななんて思ったのです。

ですので、そういった部分をより進めていって、学習機会が失われたままずっと過ごすことがないように、どんどん進めていただきたいと思いますが、お考えを伺いたいと思います。

竹内教育長
竹内教育長

家庭と子どもの支援員につきましては、校長からも、こういった制度をしたい、校内フリースクールというような言い方をしていた校長先生もおりましたけども、強い希望があって、ようやく予算をつけていただいたものがあります。

そして、なるべく滞在時間が長い常駐型の家庭と子どもの支援員についても強く願いがあって、それが実現されてきています

今年はさらにそれが拡大されておりますので、多様な形、支援をする方も様々な方がいらっしゃいますし、その支援の内容についても様々な、子どもたちによって違う形が追求されていますので、それらを見守りながら、なるべくその機会を拡充してまいりたいと思っております。

・学校やチャレンジルーム、それから、御紹介があったようにクレスコーレなども、施設の外で子どもたちと会うなど、いろいろと努力をされています。

SSWも、実際に学習支援をするということも、先ほど御紹介したように、それぞれのところで努力はしていますけども、子どもたちに多様な学びの場を確保するという点では、現実にそういったアプローチがつながってないお子さんもいらっしゃるわけですから、そういった場の確保に努めていきたいと思っております。

笹岡ゆうこ
笹岡ゆうこ

御答弁ありがとうございました。その現場に入ってくださっている方々の持続可能な働き方についても、今後、支援していっていただきたいと要望いたします。

笹岡ゆうこ
笹岡ゆうこ

<全ての答弁のまとめとして>
私の思いとしては、現場に余白と自由があってほしいなと思っています。

子どもから大人まで、何かのプロジェクトがきちきちではなくて、その現場の方々が、ある程度動きやすいようにやっていただきたい、そういった制度設計をこれからいろいろな部分でつくっていただきたいと思っています。

 そして、人を支える人に対する人材に対するお金をきちんとかけること
そして、持続可能な働き方になるように支援をしていく公の体制づくりというのが必要だと思っていますので、そこにお考えがあれば、お答えがあれば伺いたいと思っています。

 そして、学習障害のお話や認知症のお話もさせていただきましたが、一人一人の方々の特性がそのままで安心して暮らせるような武蔵野市をこれからつくっていっていただきたいと思っています。
公共施設の再編もそうですけれども、そういった場づくりとか機会づくり、居場所づくり、そういった部分も力を入れていただきたいと思いますが、お考えを伺いたいと思います。

松下市長
松下市長

 様々御要望も含めて御質問いただきました。
やはり大切なのは、一人一人が尊厳を持って生きられる、一人一人が尊厳ある生を全うできるように、支えていく仕組みが大切であり、その仕組みというのは、市だけではなく、財援団体や民間事業者も含めて共同で取り組んでいかなければならないという認識を持っております。

ただいまちょうど様々な計画の策定期でございますので、そうした計画づくりの中に、この3年半のコロナ禍の経験や体験も踏まえて御議論をいただいて、よりよい計画づくりをしていきたいと思っております。

武蔵野市議会インターネット議会中継
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